【プロジェクトレポート】メーカーDtoC事業における、SNSを活用したマーケティング戦略|株式会社ヨシカワ様(新潟県)

燕三条発の老舗メーカー、SNSを通じてブランド価値向上を目指す

株式会社ヨシカワ様は、金属加工技術が集まるモノづくりの町・金物の町として知られる新潟県燕三条にて、長きにわたり家庭・キッチン用調理器具や、生活用品などの製造、販売を行なっています。

また、近年では「aikata」「EAトCO/イイトコ」などの自社ブランドの展開を積極的に行なっており、卸販売だけではなく、一般消費者に向けたメーカーが自社で企画・製造した商品を、卸売業者や店舗などの中間業者を介さず一般消費者に販売するDtoC販売を行なっています。

自社ブランドを展開している同社ですが、自社ブランドの商品をより多くの方に届けるために、ブランド自体の認知度を上げるためのきっかけ作りや、商品のファンとなりうる顧客を獲得する必要がありました。
しかしながら、これまで卸事業を中心に事業を展開していたこともあり、ウェブマーケティングの専門的なノウハウや知見に精通している人材が社内に不足していました。

そのため、効果的なプロモーションを実施することが難しく、自社ブランドの新たなファンの獲得に苦慮している状況でした。今回弊社と一緒に、外部人材活用プロジェクトを発足させました。SNSを通じた自社ブランドのプロモーション強化を実施し、自社ブランドの更なる認知度向上と、中長期的に価値を高めるためのファンベースの構築を目指します。

▼株式会社ヨシカワ様インタビュー記事
SNS運用の課題を解決!外部人材活用で得た成果と今後の展望 – 株式会社ヨシカワ様

新規事業のECサイト、メディアを数億円規模までグロースしたWebマーケティングのプロ人材



今回のプロジェクトでは、国内最大級のアウトドアメディアを運営する企業にて新規事業部の部長を務めた経験を持ち、現在はフリーランスとして活動する経験豊富なマーケターである菅谷様に参画いただきました。

菅谷様は、これまで同メディアが運営を行うECサイトの責任者として、立ち上げから数億円規模まで拡大させたご経験を有しており、同サイトのインスタグラムアカウントも20万人規模まで成長させた実績など、ECサイトやSNSを含めたウェブマーケティングにおいて幅広い知見を有しています。

▼インタビュー記事
【プロ人材インタビュー】山梨での移住生活を送る 地方の企業の商品や技術をより良くするために | プロ人材 菅谷岳洋さん

ギフティングマーケティングを実施し、多くのユーザーに商品をアピール

今回のプロジェクトでは、更なるブランドのファン獲得という目標に対し、インスタグラムやユーチューブなどで活動するインフルエンサーをPRアンバサダーとして活用したギフティングマーケティングを実施しました。

ギフティングマーケティングとはインフルエンサーに商品を提供し、SNS投稿を通じて商品やブランドの魅力を伝える手法です。これにより、ターゲット層の消費者にリーチしやすく、ブランド認知と好感度の向上が期待できます。

プロジェクトロードマップ

 

 

ブランドの認知度向上を実現し、売上に大きく貢献

プロ人材活用を通じて、「認知度向上」を成功しました。

1.プロジェクト開始前後で1,000人近くのフォロワー獲得
2.インフルエンサーとのコラボにより、商品の魅力や価値を広くリーチ
3.ECサイトの売上にも寄与

今後は、本プロジェクトの成功を基盤に、更なるファンベースの拡大を目指します。特に、2024年内にオープン予定の自社ECサイトとの連携を通じて、顧客との強固なつながりを築き、CRM(顧客管理)化を実現していきます。その過程で、よりお客様とのコミュニケーションを強化し、持続可能な成長を目指します。

 

DtoC事業を検討中の企業様へ

近年、コロナ禍を経てDtoCモデルに取り組む企業が増加しています。一方で、直接販売には専門スキルや戦略的アプローチが必要です。弊社では外部人材活用を通じて、企業様のDtoC事業を支援します。ぜひお問い合わせください。

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