【プロジェクトレポート】アクセサリーブランドの新規立ち上げ~ブランドローンチ、運営における内製化~

ブランド設立と社内内製化に向けて

大阪府にあるアパレル企業は、業界内での影響力をさらに拡大し、新しい顧客層を開拓するため新しいアクセサリーブランドの立ち上げを考えていました。

しかし、社内ではこれまで0から新たなブランドを立ち上げた経験がなく、新ブランド立ち上げに必要なスキルや経験が少ない状況でした。

ブランド公開までに求められるブランドの世界観を体現するためのビジュアルコンテンツの制作や、ターゲット市場に適したブランドデザインの開発、ブランドアイデンティティの確立、デジタルマーケティング戦略の策定、ECサイトの構築と運営、さらにはメディア対応といった分野での知見が不足しており、大きな課題となっていました。

ゴールは、新ブランドで会社を盛り上げ、消費者に愛される存在に育て上げることでした。
しかし、この目標を達成するためには、社内のチームだけでは難しく、プロ人材を活用することで、自分たちの新ブランドをより自信をもって作り上げていくことができると考えました。

新ブランドを公開し、その後のマーケティングを成功に導くために、企業は外部の専門知識と経験を持つブランド立ち上げにおけるプロ人材を探し始めました。

マッチング人材

企業の新ブランドを実現するためには、ファッション、アパレル分野において実績豊富なプロ人材の力が不可欠でした。そこでご紹介したのが、ファッション業界における複数の成功プロジェクトを手掛けてきた人です。

この人材は、国内海外問わず、アパレル業界でのブランディングとマーケティングにおいて大きな実績を上げており、その中でも特に、女性向けの製品やマーケティング戦略に関する深い理解を持っていました。

また、ブランディングディレクション、プロダクトデザイン、ビジュアルコンテンツの制作、SNSやECサイトを通じたマーケティング戦略の策定など幅広い支援領域を持っています。そのため、新ブランドを作り上げるこのプロジェクトに必要な全ての要素もあります。

彼女の過去の実績には、海外市場での経験や、インフルエンサーマーケティングを利用したブランド認知度の向上など、このプロジェクトにおいても活かせるものが数多く含まれていたため、企業様の条件にもマッチしていました。

新ブランドを成功させるために

プロジェクトは、まず市場のニーズと競合の状況を把握することから始まりました。
プロ人材の指導の下、企業チームはターゲット顧客を定義し、顧客の期待や好みを理解するための細かい市場調査を行いました。そして、調査した分析情報をもとに、ブランドのアイデンティティ、価値提案、そしてコアとなる商品のコンセプトが策定されました。

本題となるビジュアルアイデンティティの開発、包括的なマーケティング戦略の策定、そしてデジタル発信の構築などへと移行しました。

プロ人材は、自身も支援を行なっていくと同時に人材がECサイト制作などの支援に加わることで、それぞれのブランドのビジュアルコンテンツ制作、ECサイトとSNSプラットフォームの構築まで、細部にわたってサポートをすることができました。

プロジェクトの各フェーズは円滑に進行していき、定例ミーティングなどの進捗報告を通じて、その都度、新ブランドの公開に向けた作業や取り組み内容の調整が行われました。

タイムパフォーマンスの最大化とプロジェクト管理

プロジェクト進行中、チームは時間とリソースの配分において、課題に直面しました。
公開に向けた時間も半年を切っており、タイムパフォーマンスを最大化させるためにどのようなことができるかを考えました。

解決するために、プロ人材はプロジェクト管理を行いながら、明確な目標設定と進捗管理を都度行い、今あるリソースで社員が納得のできるブランドを作り上げることができるように支援を進めていきました。

また、社内チーム全員を含めたミーティングを定期的に開催し、新ブランド公開に向けて、全員が同じビジョンを共有し、お互いをサポートし合える環境を作り上げました。

結果、プロジェクトは計画通りに進行し、困難を乗り越えました。

最終的な成果、現状

プロジェクトの成果として、スケジュール通りに新しいアクセサリーブランドを無事公開することができました。

今現在もこの新ブランドは独自のアイデンティティを確立し、目標としていた顧客層に寄り添うことができています。
また、ECサイトとSNSプラットフォームを通じて顧客からの反応を保ちつつ、販売目標に向け日々成長しています。

内製化も見据えていたので、プロジェクトを進行させていく中で、社内の担当者が自分で考え、ブランドを確立していくことができるように、ノウハウや戦略立てにかかる考え方、手段を社員に伝えていきました。
現在では、外部人材の手を離れ、社内内製化を成功させ、自分たちでブランド運営を行うことができています。

将来的に新規事業を考えているがなかなか手を付けることができていない企業様や新たなブランドを公開していきたい企業様へのご参考になれば幸いです。

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