トレジャーフットでは3ヶ月に1回、各期の振り返りや今後の事業計画、そして全メンバーが参加するグループワークなどを行う社内イベント「ビジョンデイ」を行っています。今回は4月1日に開催されたビジョンデイの様子をレポートします。
◆新メンバーと共に始まるビジョンデイ
今回もビジョンデイは、普段山口でリモート勤務をしているメンバーや、トレジャーフットの事業を支援してくださるパートナーの方々も一堂に集まる機会となりました。さらに、トレジャーフットとして初めて設立した九州支店(佐賀県)のメンバーもオンラインで参加。
鎌倉と佐賀は直線距離で約1,100kmほど離れていますが、画面越しでもお互いの空気感が伝わり、同じ熱量を共有できたのは、トレジャーフットらしい時間といえます。
4月1日からは一挙に3名のメンバーが正式に加わるため、イベント最初のプログラムは新メンバーの自己紹介でした。まずは、営業やコンサルティングでの実績を持つ井上 雄太郎さん、続いて地域活性における様々なプロジェクトに尽力されてきた武田 昌大さん、そして広報経験が豊富な鈴木 美弥子さんの3名が、新たな仲間としてジョインしてくれました。
自己紹介は各々の個性あふれるスライドと共に、笑顔が広がる時間となり、新メンバーとの壁を感じないトレジャーフットの明るい雰囲気が伝わったことでしょう。
◆トレジャーフットの現状と主な取り組み
新メンバーの歓迎ムードに包まれたところで、続いては各事業部からの報告タイムです。四半期ごとに実施されるビジョンデイでは、事業部ごとの成果や課題をメンバー全員に共有し、トレジャーフットがどの位置に立っていて、どこへ向かっているかを再確認する重要な機会となります。今回は、事業部だけでなく個人の取り組みも含め、今期やり遂げたいこと、上期の残り3ヶ月で修正していきたいポイントなどが詳しく議論されました。
例えばバックオフィスでは、会社の基盤となる部分を見直し、メンバー全員がより「働きやすい」と感じられる環境づくりを推進する取り組みを実施しています。制度面の拡充やシステムの最適化など、担当メンバーにより進捗が報告されました。課題や今後の見通しについて共有することで、「トレジャーフットを良い会社にしたい」という想いを伝え合うことができました。
毎月恒例のMVP発表も実施されました。今回はトレジャーフット史上初、パブリック事業部がチームとしてのMVPを受賞!地域活性化のためのさまざまなプロジェクトを推進するパブリック事業部が、地域への貢献度と事業の成果が事業部全体として評価される形となりました。さらに、個人部門では最年少メンバーの渡辺駿さんが選出されました。コンサルティング本部の一員として業績を上げただけでなく、新たな業務へのチャレンジ精神や成長が大いに称えられました。
社員の投票によって選ばれるMVPだからこそ、受賞者に対する祝福の声は格別に熱いものとなり、駿さん本人も「まさか選んでいただけるとは思っていませんでしたが、とても嬉しいです。次回も選出していただけるように、引き続き全力を尽くします!」と力強く抱負を語ってくれました。
◆これからトレジャーフットが目指すビジョン
第1部の発表がひと段落した後は、第2部として代表の田中さんによる「これからのトレジャーフット」についてのプレゼンテーションが行われました。まずは4月からジョインした新メンバーに向けて、改めてトレジャーフットが大切にしている理念を共有します。
そのキーワードこそがT理論、レジャーフット独自のモデルです。
※T理論についての詳細はこちら
これは単なる理念にとどまらず、地域でお金を生み、仕事を創出するための実践的な理論であり、トレジャーフットが掲げる経営理念の柱でもあります。
さらに、トレジャーフットが貫いている「ロマンとソロバン」という価値観も言及されました。これは社会性と経済性を両立させる姿勢を示す言葉です。
日本が抱える大きな社会課題である「人口減少」に真っ向から取り組みつつ、会社が発展するうえで必須となる利益も追求し、地域と企業の双方が豊かになる未来を描いていく。これこそが田中が理想とするトレジャーフットの形です。この考え方は、田中さんが愛読する少年漫画にたとえて熱く語られましたが、参加者のほとんどがその漫画を知らず、軽い笑いが起きました。和やかな雰囲気とは裏腹に、熱く語られた理念はまさにトレジャーフットの根幹をなすものであり、全員が大きくうなずく場面が印象的でした。
続いて、3年後のビジョンについて具体的な目標も示されました。売上10億円規模の企業へと成長し、さらに「人口減少による課題解決なら絶対トレジャーフットに頼みたい」と言われるような存在を目指すという宣言です。これは単なる数字の目標ではなく、資本主義に対してT理論という新しい価値観でアプローチしながら、利益を上げることはもちろん、地域社会にも貢献する形をつくりたいという強い意思の表れでした。
◆いつだって最後は大盛り上がりの懇親会
すべての発表が終わった後は、お待ちかねの懇親会です。九州支店のメンバーは佐賀県のお店で、鎌倉オフィスのメンバーはオフィス内でそれぞれ乾杯を行い、大いに盛り上がりました。鎌倉オフィスではご縁もあり「ダルマビール(ダルビー)」で乾杯。
世界初の「目入れができるビール」であるダルビーは初めて飲むメンバーも多かったようですが、あっという間に空き瓶が山積みに。ビールのラベルに描かれた縁起の良いダルマのおかげか、会話も尽きることなく続きました。
また、九州支店のメンバーも少人数ではありますが、懇親会を開催!少数精鋭であるメンバー達による「今年度やりたいこと」の語り合いは夜が更けても続きました。
鎌倉本社でも、九州支店でも懇親会の雰囲気は変わりません。
「このプロジェクトに挑戦してみたい」「もっとトレジャーフットを良い会社にするためにやりたいことがある」といったアイデアが飛び交い、社内イベントならではの自由闊達な雰囲気が印象的です。普段はオンラインで顔を合わせる機会が少ないメンバー同士も、お互いをよく知る時間になったと語り、笑顔があふれる場となりました。
◆最後に
こうしてあっという間に幕を閉じた4月1日のビジョンデイ。次の開催は夏を予定していますが、それまでの3ヶ月でトレジャーフットがどんな成長を遂げるかは、まさに私たちメンバー自身の努力次第です。まだまだ発展途上の会社ではありますが、地域課題を解決したいという熱意はどこにも負けません。T理論を武器に、社会性と経済性を同時に追求しながら、3年後の目標に向けて邁進していきます。
もしこの記事を読んで、トレジャーフットの取り組みに興味をお持ちになった方がいらっしゃれば、ぜひ採用イベントに参加してみてください。一緒に地域課題の解決に向けて走っていきましょう!
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また、トレジャーフットでは企業・自治体の皆様が抱える様々な課題を解決に導いています。お困りごとがある企業様、自治体の皆様は、ぜひ過去のプロジェクト記事をご覧ください。ご興味がございましたら詳細についてもご案内いたします。
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私たち自身も、これから入社される方々と一緒に新しいプロジェクトをどんどん生み出し、次回のビジョンデイではさらに活気あふれるトレジャーフットをお見せできるように頑張ります。今後の活躍にご期待ください!