10/16(水) 多様な感性の人々が集まる場所。第1回theDOCK入居者交流会レポート

10月、ゴゴロチームが運営を行うthe DOCKにて念願の入居者交流会が行われました。
(入居者とは、the DOCKにて月契約をされている方のことです)

ブックパークで行われた入居者交流会の様子

あたたかい料理をつつき、お酒を飲みながらそれぞれの興味・関心を分かち合う時間。
普段顔を合わせながらも、深くは知らなかったお互いの新たな一面を知る良い時間でした。

落語、歴史、香道、カメラ、町歩き、婚活、マインドフルネス、地域活性…面白い人の宝庫だったthe DOCK

今回の交流会では、参加したメンバー間で新たなつながりが生まれたり、イベントが生まれたり。
人と人が感性でつながり、そこからまた新たなものが生まれた面白い交流会となりました。
というのも、集まった人々が想像以上に多種多様な才能に富んでいたのです。
参加したのは、入居者の方々、受付スタッフ、運営スタッフ、そしてthe DOCKの下の階にできる予定のカフェスタッフの皆様。

ゴゴロの辻さんが用意してくれたおいしそうな中華料理をおともに、みんなで乾杯。
お酒が入り普段より少し距離が近くなったメンバーで、各々自己紹介を始めると知らなかったお互いの意外な一面を知り、驚きのような声が飛び交いはじめました。

入居者、スタッフたちの間で、メンバーの持つ意外な趣味や、意外な共通点があったことが明らかになりました。

まず驚いたのは、参加メンバーの中に美術大学出身者が3人もいたこと。
ここが天王洲アイルというアートの街だからでしょうか?
あるご夫婦は結婚相談所を通じて出会って、いまとても幸せそうだったり、
地元山梨への愛を語って、どういうことをやったらいいかと話し合ったり、夢を語ったり。
落語への愛を語って、新しい座禅の世界へ踏み出したり。

夢中になったのはある入居者様の天王洲トーク。「ブラタモリ」のような深みのある話。
天王洲の歴史を知り、「なるほど!」がたくさん生まれました。

普段顔を併せていた人が多くとも、こうして話してみないとわからないものだなぁとしみじみと感じます。
各々が自分のもつ関心ごとについて、各々でしばしお話をしておりました。
 会場は笑い声の響く良い雰囲気に包まれました。

交流会がきっかけで、新たに生まれたもの

この交流会がきっかけで、メンバー間の間で、新たなイベントがいくつか生まれました。

例えば、入居者の一人が企画した、「ブラタモリ」になぞらえたイベント。
参加メンバーのうちの一人が「the DOCK近所のあのあたりってどうしてああいう地理なのかな?」と言ったその一言から生まれたのがこのイベントです。

もちろんその名の通り、地域の地理や歴史にとても詳しい入居者さんが主催者となり、交流会後日、天王洲アイルや品川の歴史を江戸時代からさかのぼっての勉強会と、実際に町へ出てぶらぶらして歴史に思いをはせるという活動を実施しました。

実際に参加した際は「なるほど」の声が連続して飛び交う内容に「私たちは、天王洲のことを何も知らなかった・・・」と思わず唸ってしまいました。
このようなイベントを通して、イベントに参加した皆さんのことを、より一層知る良い機会となりました。

まとめ

入居者、受付スタッフ、運営スタッフごちゃ混ぜになって話してみると、入居者の方もスタッフもこんなに面白い人たちが集まっていたんだと、驚きの連続。
普段同じ空間で仕事をしていても、なかなか深い話をするきっかけがないので、今回の会話の積み重ねはとて大切な時間でした。

ただ交流をするだけではなくこの回を通して参加メンバーどうしが繋がり、新たなイベントが生まれ、お互いの持つ知識をシェアするこの場は、ただの交流会ではなく、なにかを生み出す場でもあるように感じました。

これからも、定期的に開催し、レポートをしていきたいと思いますので、楽しみにしていてくださいね。
落語、歴史、香道、カメラ、町歩き、婚活、マインドフルネス、地域活性はじめ、the DOCKには面白い人たちが集まっています。

中神 早紀

中神 早紀 (クリエイター)

国際教養大学を卒業。大学時代リトアニアに交換留学し多様な国出身の留学生と関わりを持ち、豊かな個性を持つ人々に出会う。帰国後、日本と海外の豊かな資源を持つ人同士がつながる世界の可能性を見出す。語学のほかにツールを手に入れたいと思いIT企業に入社。システムエンジニアとして勤務。趣味で始めたカメラで、カメラを通して世界を切り取ることの面白さに夢中になり、これが知らない世界を伝える手立てになると気がつく。2019年10月トレジャーフットの一員となり、豊かな資源を持つ人同士が繋がることによって生まれる創造の可能性を広げていきたいと思い、活動中。

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