【イベントレポート】妄想仕事図鑑 in Yokosuka・Miura 京急エリアマネジメント構想newcalを通じて三浦半島を活性化するためには?

2025年2月5日、神奈川県横須賀市にて「妄想仕事図鑑 in Yokosuka・Miura 京急エリアマネジメント構想newcalを通じて三浦半島を活性化するためには?」が開催されました。

妄想仕事図鑑とは、トレジャーフットが企画・運営を行い、多様な働き方を実践する人や地域に根付いて挑戦を続ける事業者を招き、多様な働き方や仕事を知る中で、新たな視点を得ながら、今より「もっと」面白く働くきっかけや未来を妄想するイベントです。

当イベントは、トレジャーフットが受託運営を行っている横須賀市・三浦市新規事業開発セミナー「Yomiivo -Yokosuka Miura Innovation Voyage-」の取り組みの一貫として行われ、昨年12月に続き2回目の開催となります。今回はYomiivoにも協賛いただいております京急電鉄様をゲストに迎え、京急電鉄が取り組むエリアマネジメント構想「newcal」をテーマに、三浦半島を拠点に活動をしているYomiivoの受講生や、域内の起業家と共に、三浦半島エリア活性化のためのアイデアや妄想を繰り広げました。

▼昨年12月に行われた妄想仕事図鑑の様子

京急電鉄が推進するエリアマネジメント構想「newcal」とは?

今回の妄想仕事図鑑のテーマとなった、京急電鉄が推進する「newcal」プロジェクトは、地域住民や事業者、自治体、教育機関などと連携し、沿線各地域に「移動」と「住む・働く・楽しむ・学ぶ」が揃う多極型まちづくりを目指すエリアマネジメント構想です。 

このプロジェクトでは、以下の4つの共創活動を通じて、地域の価値向上を図っています。

・組織化(newcalファミリー):地域の事業者や団体と連携し、コミュニティを形成しています。 
・地域拠点整備(newcalスポット):地域資源を活用した交流拠点や滞在拠点を整備し、地域の魅力を高めています。 
・MaaS整備(newcal MaaS):移動手段や地域サービスを一元化し、シームレスな移動を提供しています。 
・モビリティ整備(newcalモビリティパッケージ):シェアサイクルや電動キックボードなど、多様なモビリティを整備し、移動の利便性を向上させています。 

これらの取り組みを通じて、京急沿線全体が一体となったサービス「EaaS(ENSEN as a Service)」の構築を目指しています。

「三浦newcal」(京急電鉄)

京急線沿線を中心としたまちづくりを推進

イベントでは、京急電鉄 鈴木聖史様にご登壇いただき、「newcal」についての説明や、これまでの取り組みなどについてお話しいただきました。

newcalを通じた京急沿線エリアでのまちづくりの実例や今後の構想などといった内容はもちろん、多くのプロジェクトに携わっていく中で経験した”「まちづくりの失敗例」まで。イベントでしか知れないようなnewcalのリアルな側面を知ることができる機会となりました。

参加者同士で妄想し合う「newcal」の未来

京急電鉄様からの発表を終え、参加者それぞれが発表を通じて「newcal」を通じたビジネスプランや、自分が行っている事業とのコラボ案などといったアイデアを妄想するワークを行いました。

その後はグループに分かれて、グループ内で事業アイデアを発表しあうグループワークを実施。発表を通じて、参加者同士がアイデアに対して妄想に妄想を重ね合うことで、また新しい事業アイデアや、参加者同士の事業のコラボ案など様々なディスカッションが繰り広げられました。

グループワークは、当初の予定から30分近くオーバーするほど白熱したグループワークとなりました。

イベント参加者の声

・京急電鉄さんが地域活性化のためにいろんな事業をされているので、何かコラボできないか考えるきっかけになりました
・皆さんの自由な発想と妄想で楽しい時間になりました。色々ヒントがありました。
・京急さんの仕事や目指しているものが、改めてよくわかったのでとても貴重な時間でした

イベントを通じ「newcal」を活性化させる

前回の妄想仕事図鑑と同様、ゲストと参加者という垣根を超えて事業アイデアについて語り合うことができ、非常に有意義なイベントとなったのではないでしょうか。
今回のイベントを通じて、「newcal」を通じた事業や取り組みが一つでも多く生まれることを期待しています。

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