「妄想仕事図鑑」~高松市の未来を語る~

高松市では定住人口だけでなく、関係人口も含めた全ての人々から訪れたい、住みたいと思われる街となることを目指して、関係人口の創出拡大の取り組みを推進しています。
新たな取り組みの一つとして、大都市圏在住者を中心に、「たかまる、たかまつ、始まる。」というスローガンのもと、高松に関心を持つ高松ファンが集まるオンラインコミュニティを開設しました。

今回2024年1月30日に開催された第一回イベントでは、高松市のオンラインコミュニティキックオフイベントとして高松市をテーマに「妄想仕事図鑑」が開催されました。ディスカッションの中では、高松の地域の魅力と課題を共有すると同時に、将来のビジョンをディスカッションを通じ、深めていきました。

高松市とその企業、地元ファンなど、様々な参加者が集まり、熱心に議論が行われ、高松市の未来を共に考え、新たな価値創造に繋げるための一歩となりました。

高松市「妄想仕事図鑑」とは

「妄想仕事図鑑」とは「新しい働き方を創造し、地場産業の発展に貢献する」をミッションに掲げる株式会社トレジャーフットが、多様な働き方を実践する人や地域に根付いて挑戦を続ける事業者を招き、多様な働き方や仕事を知る中で、新たな視点を得ながら、今より「もっと」面白く働くきっかけや未来を妄想するイベントです。
これまで、静岡県の伊豆長岡などの自治体と連携をしながらそれぞれの町の将来やそのきっかけ作りを行なってきました。

高松市の魅力と直面している課題を参加者と共有し、妄想でこんな町にしていきたいという参加者のアイデアや登壇者からの持続可能な地域社会の発展に向けた解決策を出し合っていくことを目的に今回のイベントは開催されました。

ディスカッションと同時に、高松市において、多様な背景を持つ講演者様に登壇して頂き、高松への情熱とそれぞれで取り組まれていること、未来に向け目指していることのご紹介を頂きました。

イベントのハイライト

イベントでは、高松市の魅力や課題について6名のご登壇者様から頂いた具体的な取り組みを交えたお話しと同時に参加者がそれぞれの課題に対し、どのように高松市の魅力を深めていけるかという点で、ディスカッションを中心に進行しました。

〈ご登壇者様一覧(順不同)〉
・サッカークラブ カマタマーレ讃岐 社長 池内 秀樹氏

・ゲストハウス若葉屋 オーナー 若宮 武氏

・讃岐おもちゃ美術館 館長 中橋 恵美子氏

・高松市牟礼総合センター長 上野 一明氏

・Setouchi-i-Base 山口 順子氏

・高松市市民政策局 多田 也寸志氏

登壇者様は現状の高松のお話と同時に、現状を通じて将来に向けた考えの共有などを通じて、高松の地域社会の課題解決に向けた具体的なアイデアや解決策を発信しました。
イベントの参加者も聞くだけでなく、登壇者様それぞれの考えや内容に対して「妄想」を膨らませ、どのような高松になっていけば、もっと盛り上げ、魅力的な状態に持っていくことができるか高松に対してより深く考えていく良い機会になりました。

参加者が話を聞いて感じたこと、考えたことを一部抜粋でご紹介します。

〈参加者から出てきた高松の「妄想」一部抜粋〉
・海外向け、海外と連携をしたスタートアップ支援
・お遍路とのコラボ企画
・VR体験、360度ビューの活用で今までにない没入体験を提供する
・シェアスペースなどで高松ファンイベントを開催
・うどん県の次のPRを考えていきたい
・それぞれの役場が主体となって、未来絶やさないお祭りを継続していきたい
・四国に来たことがない人たち向けの高松入門旅、観光マップ作成の実施
・宿で旅行を完結させるのではなく、町全体で旅行を完結されることができる

参加者の声

今回のイベントを通して、高松に今後訪問してみたいという参加者は全体の92%という結果になりました。

訪問したい理由としては、

「2拠点生活の可能性を探しに行きたい」など自身の新たな環境づくりの声

「まだ知らない高松市の魅力を発見しに行きたい」など新たな魅力に気づいた声

「都心部から短時間で自然豊かな環境があると感じた」など印象が変化したとの声

など様々な観点から多くの声を頂きました。

今回のイベントを通して、広がった高松の魅力

このイベントの参加者の81%は香川県や高松市以外の他都道府県在住者の方々で、ご自身の出身地、昔住んでいたことがある方、高松に興味がある方、移住や二拠点生活を考えている方など幅広い領域の方々にご参加いただきました。

今回の高松市「妄想仕事図鑑」のイベントを通して、登壇者様からお話を頂いたリアルな高松の現状とそれぞれが将来目指しているゴールを認知すると同時に、参加者それぞれが主体となり、高松の将来について考える機会になりました。
また、参加者が今まで知らなかったこと、知っていた情報だったとしても、参加者同士のアイデアや考えなどを共有し合うことで、考えが深まりました。

今後もオンラインコミュニティを通じて高松への興味関心を上げていくと同時に、まだ知られていない高松の魅力を共有し合い、地域活性に繋げていきたいと思っています。

この記事を読んで、オンラインコミュニティへのご興味のある方は以下URLより詳細をご覧頂けますと幸いです。

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