屋久島を語る会 #1 食文化を守る手仕事と想い 〜島唯一の伝統製法で作る”サバ節”とは?〜

鹿児島市から南方約135km、1ヶ月に35日雨が降ると言われる水の島「屋久島」と火山が育む大自然が残る島「口永良部島」からなる屋久島町。

樹齢数千年の屋久杉をはじめとする特殊な森林植生や、亜熱帯から冷温帯に及ぶ植生分布など、貴重な自然環境・自然資源が世界的に評価を受け、1993年に日本初の世界自然遺産登録、2005年にラムサール条約登録湿地、2016年に屋久島・口永良部島ユネスコエコパークとして拡張登録されるなど、豊かな自然環境を持つユネスコ3冠の町です。

そんな屋久島町では、多様で豊饒な自然の価値を損なうことなく将来に引き継ぐという、この大きな役割を果たすために、屋久島を縁にした知恵と力の結集が必要です。

そこで今回は、屋久島町に興味関心をお持ちの皆様・屋久島ファンの皆様と、屋久島町の産業を支える地域の方々・屋久島町役場がつながり、屋久島町の魅力を体感し交流するオンラインイベントを開催します。

記念すべき第一回のゲストは、屋久島最北端の町 一湊にて屋久島特産品『サバ節』を作る丸勝水産株式会社の眞邉 勝志さん。新鮮なサバを機械ではなく、全て手作業で捌き、屋久島唯一である昔ながらの『古式直火窯製法』を守り、島の大自然の恩恵を受けた食文化を誇りに製造しております。

一つ一つ丁寧に“本物の伝承”にこだわる製品作りの歴史や、そこに込めた想いを聞きながら、「屋久島町の魅力や可能性」に触れ、観光やふるさと納税の寄付者から一歩踏み込み、一緒に屋久島町の未来を考えてみませんか?

◾︎屋久島特産品「サバ節」とは?
古式伝承直火窯製法にて燻した屋久島特産品サバ節。オリーブオイル・ブラックペッパー・ハーブ等で味付けしたサバ節は女性に大人気!ビール、ワイン、焼酎なんでも合います!

▼楽天ふるさと納税「サバ節」
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E3%82%B5%E3%83%90%E7%AF%80/?sid=340079

◾︎ふるさと納税への思い
屋久島町は、環境保全と地域活動の両立に取り組む地域として認められています。多様で豊饒な自然の価値を損なうことなく将来に引き継ぐという、この大きな役割を果たすためには、屋久島町を縁にした知恵と力の結集が必要です。このことから、全国の皆様からふるさと納税(屋久島町だいすき寄附金)としてご厚誼を賜り、島にお越しいただく方々が感動する自然を守る活動、自然との関わり方を身につけた子供たちの健やかな育成、自然と関わってきた伝統に則った地域振興、若い世代が希望をもって知恵と力を発揮する移住定住支援などの取り組みを行いたいと考えております。

▼ふるさと納税特設サイト
https://yakushima-furusato.jp/

◾︎こんな人におすすめ
・屋久島町ふるさと納税に寄付をしたことがある人
・屋久島町ふるさと納税を検討している人
・屋久島町出身の人
・屋久島町の自然が好きな人
・屋久島町に行ってみたい人
・屋久島町の話を聞いてみたい人  など

◾︎イベント概要
【日時】2021年9月7日(火)19:00〜20:30
【参加費】①イベント参加券:無料
     ②サバ節付き参加券:1,500円 ※発送の都合で、8/27(金) 18時で締め切ります。
【実施方法】zoomを使ったオンライン配信
【主催】屋久島町役場
【協力】株式会社トレジャーフット

◾︎タイムスケジュール
19:00 アイスブレイク
19:10 屋久島町の紹介
19:20 ゲストのお話
19:40 パネルディスカッション
20:00 交流会(グループに分かれて自由に交流)
20:20 各種ご案内

◾︎ゲスト
丸勝水産株式会社 眞邉 勝志

<プロフィール>
1966年 屋久島・一湊に生まれる。
中学卒業後、親元を離れて鹿児島市内にて高校・大学生活を過ごす。
1989年 就職のため上京。約6年間サラリーマン生活を送る。
1995年 家業である丸勝水産㈱を継ぐために屋久島へUターン。
以来、江戸時代より伝わる古式直火窯西方を守り、島の大自然の恩恵を受けた食
文化を誇りに、サバ節製造と向き合う日々を送っている。

屋久島町観光まちづくり課 地域振興係長 田口 剛
<プロフィール>
屋久島町出身。2002年4月旧屋久町役場に入庁。2007年10月の市町村合併以降、屋久島町役場で財政係や監査員事務局などを担当。2019年年5月から地域振興係長として人口減少対策やふるさと納税、集落の活性化に取り組んでいる。屋久島町の関係人口としてのステップを1つ進めてもらえるような取組ができればいいなと思っています。

◾︎ファシリテーター
株式会社トレジャーフット 事業推進部 部長  辻 麻梨菜
<プロフィール>
山梨県出身。2019年4月より東京と山梨の里帰り二拠点生活を開始。株式会社トレジャーフットの社員第一号として複業人材を活用した地場産業の課題解決を目指す『Treasurefoot』の立ち上げに参画。2020年11月に屋久島町を初めて訪問。屋久島固有の自然を体感し、屋久島の方々と交流する中で屋久島の関係人口に。オンラインイベントを通して、1人でも多くの方に屋久島の魅力を伝えていきたいです。

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