トレジャーフットが行うプロジェクトの多くは、リモートでの支援をベースにしています。
しかし、支援開始時のキックオフミーティングや、プロジェクトの進行において現場レベルでの対応が必要となる場合に関しては、直接訪問し、ご支援を行っています。
現地訪問を効果的に活用することで、リモートメインの支援でもプロジェクトが成功する可能性が高くなります。
リモート支援プロジェクトの現地訪問の意義
下記の事例は、トレジャーフットが実施している、あるプロジェクトの事例です。
通常は、リモートでの支援をメインに実施していますが、対面が重要となるタイミングで現地訪問を実施しています。
【概要】
・プロジェクト支援内容:食品メーカーのDX/業務効率化支援
・プロジェクト期間:約1年
・通常の支援:隔週で定例ミーティングをオンラインで開催。ミーティング以外のコミュニケーションはSlackを活用(企業からの参加者は3人)
・現地訪問:3回実施(キックオフミーティング、現地調査、ティーチング)
以下の3回のタイミングで、実際にプロ人材が現地を訪問し、支援に取り組みました。
①キックオフミーティング
・現地訪問の理由:実際に現場に伺い、対話だけでは把握できない実態を調査
・現地での支援内容:オフィス、各工場の視察、キックオフミーティング、ベンダーとの直接折衝
・効果:製造ラインや社員の働く様子などを見ることができ、行うべき支援の解像度をあげることができた
②現地調査
・現地訪問の理由:専門的知見が必須なツールのセットアップおよび、開発したダッシュボードのレクチャー
・現地での支援内容:ツールのセットアップ、ダッシュボードの操作説明、ベンターとの折衝
・効果:専門的なノウハウを必要とする工程をオフラインで進めることで、円滑に進めていセットアップを進めることができた
③ティーチング
・現地訪問の理由:作成した営業ダッシュボードを社内浸透させるため、従業員を対象にしたレクチャーを実施
・現地での支援内容:プロ人材によるダッシュボード活用のための勉強会
・効果:開発したシステムが社内で活用できるのか不安であったが、レクチャーを実施したことで現場が有効活用できるような下地ができた。
上記の通り、現場の実態を把握することや、リアルでしか触れることができないツールの操作説明、現場での勉強会などは、オフラインでのミーティングが必須となります。今回のプロジェクトでは、実際に現場レベルでの情報交換や、社内でのシステムの活用状況を理解することにより、現場の目線に立った支援を実現しました。
一方で、普段のリモート支援では、定例ミーティングでのヒアリングや、プロ人材によるリサーチや資料作成、双方でのタスク確認といった取り組みをしています。
オンラインでの支援をベースとしながらも、企業様への訪問を行うことで、円滑にプロジェクトが進み、成果に近づく、より効果的な支援を行うことが可能となりました。
オフラインでの訪問を行うことで、より現場に寄り添った支援に
リモートの支援を行う中で、オフラインの支援が必要とされる理由には以下が挙げられます。
1.関係性の構築
リモートでのコミュニケーションでも、事業ヒアリングを通して、事実や状況を確認することが可能です。しかし、リアルの場での対話を通じて、言葉では表しづらい企業のカルチャーや暗黙知といった部分を感じることができます。そうした内容を理解することで、企業とプロ人材との間により強固な関係を築くことが可能となります
2.現場目線に立った提案
企業のリアルな姿を把握することで、クライアントのニーズや問題点の深い理解に役立ちます。直接的なフィードバックやリアクションは、オンラインでの定例ミーティングでは得られないインサイトです。オンラインでは把握が難しい社内の関係性や各事業部の動きなどを把握することで、より現場目線に立った課題解決のためのヒントを得ることが可能になります
3.現地でしかできない技術的なサポート
プロ人材が訪問をすることで、企業の技術的な問題により推進できなかった問題を解消することができます。また直接的なサポートを実施することで、一部のメンバーのみならず全社的なプロジェクトの理解に役立ち、スキルの内製化を促進させます。
オフラインを活用したトレジャーフットの外部人材プロジェクト
トレジャーフットでご支援の多い分野のプロジェクトは、DX、業務効率化、採用などが挙げられます。これらの分野は、社内理解やより密なコミュニケーションを必要としており、オフラインでの支援を両立させることで支援の効果の最大化を見込める業種です。
【全業種で活用可能!】リモートワークでも事業を推進させるトレジャーフットのプロジェクトの進め方とは?
特に出社を行う企業様にとって、外部人材の活用について懸念が多いかと思います。
トレジャーフットはリモート支援を基本としつつも、並行してプロジェクトの重要局面であるキックオフミーティング、現地調査、ティーチングなどの工程において、オフラインでの支援を行い、円滑な支援の実現を可能にしています。