フリーランスの「稼ぐコツ」は、「帯で細く長く」仕事を受注すること

今回のテーマは「帯で細く長く」稼ぐ戦略に焦点を当て、フリーランスとして働いている方にとって悩みの種であるフリーランスの仕事の安定性と収入の確保について、安定的な収入を得るために必要なノウハウを紹介しています。

フリーランスは安定できないのか？

多くのフリーランスにとって最大の悩みとして、「安定した仕事を獲得できない」ことが挙げられます。

トレジャーフットでは数多くのフリーランスの方々の支援を行っていますが、売上が安定しないと精神的にストレスになりますし、家族が増えるなどのライフステージの変化などにより、安定した収入源を確保する必要がでてきた場合にフリーランスを辞めるといった選択を選ばざるを得ない状況も出てくるかと思います。

安定的な収入を確保を実現する方法

実は、長い間活躍するフリーランスは「帯で細く長く」仕事を受注しています。

100万円のウェブ制作を受託するような受注ではなく、10万円でウェブコンサルティングアドバイザーのような仕事を10ヶ月で「細く長く」受注するのです。例えば、100万円の単発でウェブサイトの制作案件を受託したとします。この場合、受託から納品までの期間がしばらく忙しくなることが想定されます。

フリーランスは自分一人のリソースで活動している場合が多く、自分が持っている時間以上の労働はできません。大きな案件を受けると そもそも リソースが足りなかったり、その案件が突然終了したら次の案件が見つかるまで収入が途絶えたりするリスクがあります。

そのため、忙しい時とそうでない時を繰り返すことによって、次の営業活動を行うための時間を安定的に確保することが困難になり、継続的な収入を得ることが困難になります。

これがフリーランスが不安定な状況に陥りやすい理由です。

しかし、「帯で細く長く」といった仕事の請け方であれば、1ヶ月間のスケジュールの中でいただく報酬の中でできる業務を考慮した上で対価を提供するため、他の仕事とのコントロールが調整しやすくなります。

また、他の業務の依頼も同時に対応することができるため、ひとつの業務に依存することなく売り上げを積み上げていくことが可能になるので、収入が安定します。

自身の専門知識を活かしたサービスを提案

とはいえ、どのようにして「帯で細く長く」自分の能力やスキルを提供できるか分からない方も多いと思います。

コツをお伝えしますと、先ほどお伝えしたようにコンサルティングや、アドバイザーなど、自分が持つ専門知識を提供する先生のようなポジションを提案していくというのが良いでしょう。

そして10万円でも5万円でも3万円でも良いので、月額でまとめるような仕事の請け方で、企業に提案してみてください。

例えば月5万円のコンサルティング契約で内容は月1回のミーティングだったとします。

その会社から「ウェブサイトの構築を考えているんですが お願いできますか？」と 追加の依頼があった時は、自身が受けることもできますし、もしリソースが厳しければ、代わりに発注先を探して紹介料をもらう方法もあります。

先方からすると相談相手もいなかったし、発注先を決める時間もないので、「いてくれて助かった」と評価が高くなります。これらを繰り返すうちにクライアントとの信頼関係も深まりますし、自分一人であっても、自由度が高く稼ぐことができるのです。

フリーランスにとって、継続的に収入を得ることは活動を続けるにあたって、非常に重要な要素でありながらもとても難しいことです。

単発の大きな案件ではなく「帯で細く長く」仕事を請けることで、フリーランスにとって一番の不安材料である 「収入の不安定さ」を解消することが可能になり、中長期的な視点で見た際により大きな収入を得ることが可能になります。

トレジャーフットの代表田中は週に1回「稼げるフリーランスラジオ」を配信しています。当番組では、フリーランスとして活動するもしくはこれから活動していきたい方へ、稼げるフリーランスになるための思考法や、戦略、そして実践的なヒントをお届けするコンテンツとなっております。気になるかたは、ぜひ訪問してみてください。
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