人とのつながりを力に  熱意と信頼で、地域を動かす【入社エントリ】小島拓真

トレジャーフット新メンバーを紹介する #入社エントリ小島拓真 編

 

小島拓真(こじま・たくま)

神奈川県高座郡寒川町出身。大学卒業後、神奈川県内の信用金庫に入庫し約8年間勤務。融資渉外係として創業支援融資を中心に数多くの融資案件を担当。地域のお客様から多くの感謝の言葉をいただくことで、信金マンとしてのやりがいを実感。その後トレジャーフットに出会い、事業に強い関心を持ち参画。信用金庫で培った他業種支援の経験を存分に活かし地域産業の発展に貢献していく。


信頼の輪を広げて

大学卒業後、神奈川県内の信用金庫に入庫し約8年間勤務しました。はじめの4年間は横浜支店の預金係として窓口に立ち、多くのお客様を担当。地元で働き、地域のために仕事をしたいという思いがあったことから、直接町の方々と接することができて充実した日々を過ごせていました。
入庫後5年目には融資渉外係として創業支援融資を中心に多くの融資案件を担当しました。以前とはガラッと変わった業務内容となり、戸惑いはありましたが、社内でコミュニケーションを積極的にとりながらスキルを身につけていきました。その後、係長昇格試験を受ける機会があり、猛勉強の末1度目で合格することができたのです。晴れて係長に就任すると同時に鎌倉支店へ異動となります。
同じ湘南エリアではありながらも横浜支店とは客層が全く違い、観光地ならではの飲食店やアパレルといった小売業のお客様を担当することで、仕事の幅が広がったのです。係長として後輩を引っ張っていく立場に初めてなったことで、改めて初心に立ち帰り業務に取り組んでいました。その結果、社内表彰をいただくこともありました。

北鎌倉 てんぷら てらおかさんと撮影

約8年間の信用金庫勤務で、私が一貫して大切にしてきたのは“人との関わり”でした。お客様はもちろん、相手の立場になって話を聞き、その方にあった提案をしていくことを意識しています。また、社内でも積極的にコミュニケーションをとることを心がけました。上下関係、部署関係なく会話を交わすことで多くの社員と信頼関係を築くことができました。その結果、業務での助け合いや連携がスムーズにでき、良い仕事ができたと感じています。
私が一貫して人との関わりを大切にする根底には、「自分と関わる人のために何か力になりたい」という強い思いがあります。これは、相手を大切にし、信頼関係を築くことが、結果として自分自身の成長や良い機会となって返ってくると実感したからです。
この経験から生まれた「人に興味を持ち、信頼関係を築いていく。そしてその縁を大切にしていく。」という考えは、私自身の揺るぎない信念として、これからの人生においても大切にしていこうと決意しています。

生まれ育った町が教えてくれた「地域愛」

私は神奈川県にある寒川町で生まれ育ちました。小さな町ではありますがとても住みやすく、居心地の良さがお気に入りです。学生時代に野球をやっていたことから今でも少年野球チームに参加して地域とのつながりを大切に楽しんでいます。
大学生の頃、海外留学を経験し日本とは違う文化や習慣に触れ、とても新鮮に感じました。海外での生活は楽しく、良い経験になったのと同時に日本文化の素晴らしさにも改めて気づくことができました。特に故郷である湘南エリア、寒川町は利便性や自然豊かな町でありどこか懐かしさを感じることから落ち着くことができます。

せっかくなので、寒川町の魅力を少しご紹介させてください。
まずは寒川神社です。

広い敷地内には豊かな自然があり、近くには相模川があります。ここは全国唯一の八方除けの守護神として悪事災難を取り除き、福徳開運を招くといわれています。私自身も神社にいくとパワーをもらえるような気がして元気になれます。そして神社で売られている「八福餅」は、私にとって小さい頃からの馴染みの味です。八福餅の「八」は八方除の「八」と末広がりの「八」、「福」は招福、幸福の「福」に因み作られたそうです。

次におすすめグルメをご紹介します。外観がおしゃれな「ラメール洋菓子店」は個人的に1番美味しいと感じているケーキ屋さんです。おすすめはモンブラン。中のスポンジまで栗の風味が広がってとっても美味しいんです。ぜひ寒川にきたら食べてみていただきたいと思います。
まだまだ知られていない魅力がたくさんあるこの町を、私はいつまでも活気ある町であって欲しいと願っています。そして、想うだけではなく、町が元気であり続けるために自分も力になりたいと考えた結果、この湘南エリアで働くことを決めたのです。
将来は、町長になれるくらい地域を牽引できる人材を目指し、寒川町をいま以上に盛り上げていきたいと考えています。

「今しかない」と感じた決断

トレジャーフットとの出会いは、1年前に信用金庫の顧客担当として代表の田中さんとお会いしたことが始まりでした。鎌倉にまだこんな企業があったのかとワクワクした気持ちになったことを覚えています。様々な側面から地域を元気にしている事業内容を聞き、楽しそうだなと前向きなイメージを抱きました。
担当として田中さんと話すうちに、詳しい業務内容や会社の雰囲気を知り、徐々に「自分もこの会社に入ったら今までの経験を活かせそう」「新たなことに挑戦でき、より成長することができるのではないか」と感じるようになったのです。
ぼんやりと1、2年前から「このままでいいのか」と転職を検討していた中、今年の夏に30歳という節目の年を迎えたことをきっかけに明確に将来のことを考え直しました。ありがたいことに他の会社の方からも声をかけていただく機会があり、企業研究を重ねる日々です。田中さんと直接話をする機会を重ねていくうちに「会社の成長フェーズの今が入社すべきタイミングかもしれない。今入社しないと後悔する」「これからの会社の可能性が楽しみだ」という思いが募っていきました。

そして、トレジャーフットで挑戦することを決めました。

一歩ずつ着実に

入社は10月でしたが、機会があり7月のビジョンデイに参加することになりました。毎月実施している会議に参加したり、社員メンバーとの交流を行ったりと今までの職場環境とはまた違った雰囲気は新鮮でしたし明るく楽しい場に自然と馴染め、安心しました。ただ、事業内容には馴染みがなく10月からついていけるかな」という不安もありました。

入社当初は、ちょうど事業部全体でアポをとっていこうと強化し始めた時期でした。まずは企業理解を行い、お客様にしっかり伝えることから始めました。先輩と共に商談に参加することで雰囲気を掴み、さらに自身の話術を磨きます。その後は実際に1人で様々な企業へ営業に出向いていきました。
今まで関わることがなかった業界や知らなかった企業を訪問し、お客様と話をすることができ、日々様々な学びがありました。企業の課題や、やりたいことを知り、我々に何ができるかを考えていく、ということは難しいですが真摯に向き合い、自分にできる最大限を発揮できるよう模索しています。

そんな対話を重ね、ある企業様から受注をいただくことができました。私も以前から耳にしていた企業だったということもあり、嬉しさと共に身が引き締まる思いです。自分のスキルとしてはまだ未熟な部分もありますが、人との関わりを大切にしてきたからこそ結べたご縁だと思います。今後も目の前のお客様を大切に、「トレジャーフットに任せてよかった」と思ってもらえるよう、日々の学びを大切に自分自身を高めていきます。

愛する会社で、大切な地域のために

私はトレジャーフットへの愛は誰よりも強いのではないかと思っています。成長できる環境や共に働く心強いメンバーもいる。そして地域を元気にするために尽力しているこの会社が好きだからこそ業務に熱意を込めて取り組むことができるのだと感じます。
そんなトレジャーフットを、私はもっと多くの方に知ってもらいたい、事業内容に共感して賛同してくれるようなファンを作っていきたいと考えています。そうすることでより地域が盛り上がり、日本全体が活気づいていくと信じています。

また、本当に支援を必要としているであろう小規模の事業者と伴走しプロジェクトを実装していくことで我々も成長していける、そんな仕組みも今後作っていけたらいいなと社内で話していました。
この想いを胸に、まずは目の前にいる企業やイベントで関わる方々に興味を持ってもらいトレジャーフットと共に地域のために活動を行っていきます。
また、私は生まれ育った町を元気にしたいと考えています。今も人口約5万人ほどではありますが、私含め「この町に住み続けたい」「この町で働きたい、遊びにいきたい」と思う人を増やしていきたいのです。
寒川町には、グルメや観光、気候など幅広い分野で魅力がたくさん詰まっています。この町の良さを多くの方に知ってもらい、好きになってもらいたい。そのために今できることから地域を元気にしていきます。

 

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